Gyazoは従来「スクリーンショットの瞬間共有」というキャッチコピーでお馴染みでしたが、単なるスクリーンショット共有ツールの枠を超えて、「あらゆる画像情報を瞬時に探すことができるサービス」を目指します。そのために「インクリメンタルサーチ」「写真EXIF対応」「関連画像機能の強化」などの施策を進めています。
2020年春ごろ、Covid-19の関係で急激にScrapboxの需要が伸びてサービスが合計3時間ほど停止しました。パフォーマンス改善として浮かび上がったのは3つのクソデカJSON、1つのindexが効かないDB query、そしてサーバー更新・再起動後のassets cache配信のしくみでした。
Helpfeelは、Nota CTOの増井俊之の論文「展開ヘルプ」をベースとする、画期的なFAQシステムです。一つの回答に対して、半自動的に何倍にも拡張された予測質問文のセットを構築することで、あらゆる切り口の問いかけを解決できます。リリースから1年。問い合わせ数の削減はもちろん、導入コストを下げることや、お客様のサービスにより自然に溶け込むことを目指して、様々な機能を開発してきました。また、カスタマーサクセスチームとともに検索動向を分析し、日々最適な検索アルゴリズムを探究しています。
CTO / Gyazo & Scrapbox等発明者
1959年生。1984年東京大学大学院工学系研究科電子工学専門課程修士課程修了。工学博士。シャープ、ソニーコンピュータサイエンス研究所、産業技術総合研究所、米国Appleなどに勤務後、2009年4月より慶應義塾大学環境情報学部教授。情報検索、テキスト入力、情報視覚化、実世界指向インタフェース、認証技術など、ユーザインタフェースに関連する幅広い研究開発を行なっている。携帯電話やスマホでの予測入力システムPOBoxやiPhoneのフリック入力システムの開発者。Gyazo, Scrapbox, Helpfeelの発明者。EpisoPass, 本棚.orgなど各種Webサービスを運用中。